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トランペットのマウスピース加工の段取りと注意点~スロート加工編~

先日マウスピースを新しく買いなおしました。(写真は古いやつ。)

といっても買ったのは以前から使っていたものと同じV.Bachの1 1/2Cだったのですが、今回はそのマウスピースをちょっと加工してもらいました。

加工してもらった結果、今まで感じてた違和感がなくなって本当に吹きやすくなって、楽器を吹くのが以前より楽しいです。

 

加工しようと思ったきっかけ

以前から1 1/2Cは使っていたのですが、最近なんだか息がスムーズに通らないような感じがしていて、音自体も良い言い方をすれば明るく明瞭、悪く言えば上ずってる感じに悩まされていました。(結構長い期間使っていてメッキが剥げてきたのも原因の一つかもしれません。)

 

 

でも正直今使っているマウスピースの口当たりは気に入っています。

サイズが大きいマウスピースも試したのですが、僕には合わない。

 

このマウスピースのサイズでもっと息が入るようになる手はないか、と考えたときにスロート加工という手段にいきつきました。

 

 

スロート加工とは

そもそもスロートとはマウスピースで一番息の通り道が細いところのことです。

 

スロートが細いと:息の抵抗感が強くなり、息の通る量は比較的少なくなります。息のスピードを生み出す手助けをしてくれるので、高音域の演奏や小さい音での演奏がしやすい印象です。ただ、息が通りづらいと感じたり、音色が明るすぎると感じてしまうこともある。

 

スロートが太いと:息の抵抗感が弱くなり、息の通る量は比較的多くなります。息の通る量が増えるので大きい音での演奏や少し暗めな音での演奏がしやすい印象です。ただ、息のスピードをあげる手助けはしてくれなくなるのでバテやすくなると言われています。

 

スロートの場所・各種特徴はこちらのYAMAHAのwebサイトをご覧ください。

 

 

V.Bachのスロートサイズについて。

スロートの広さには番号が付けられています。番号のつけ方はメーカーによって違うので注意が必要です。

ぼくが使っているV.BachのマウスピースのスロートサイズはほとんどのものがNo.27(3.66mm)です。

V.Bachはナンバーが小さくなるごとにスロートの広さが大きくなります。

(細い)No.28~No.20(太い)

って感じです。Bachのスロート空けようかなーって考えてる人は知っていてね。

スロート加工までの流れ

①楽器店に「○○のマウスピースを新しく買って、それをスロート加工していただきたいのですが~」と電話。リペアの人がいる日を狙ってお店に行きましょう。

②お店にいったら店員さんに希望のマウスピースを出してもらい試奏、購入。マウスピースは全く同じサイズでもかなり個体差があるので、たくさん数を試すのをおススメします。

③マウスピースを選んだらリペアの方にスロート加工をお願いします。希望のサイズの大きさに空けてもらいましょう。

僕の場合はまずはじめにもともとのサイズ(No.27)と同じ大きさに空けてもらいました。メッキをかけたときの誤差や個体差で正確な大きさであいてない場合があるので、念のため。

これでも結構吹奏感が違います。

加工前と比べて息がヒュンヒュン入っていきます。

でも僕の場合はこれでもまだ息苦しかったので、もう一回り大きいNo.26(3.73mm)を空けてもらうことにしました。

これを吹いたらもうさっきのマウスピースとは別物。

幸運にも僕好みの音、吹奏感になりました。よかったよかった。

④お会計

マウスピース選定から加工終了まで(超慎重派のぼくでも)1時間半くらいでした。

費用

今回はアクタスBrassProさんでマウスピースの購入、加工をしていただきまして、

マウスピース(5357円)+加工費(1000円)=合計6562円(税込)

でした。こちらのほうは参考までに、直接お店の方に聞いてみるのが確実かと思われます。

注意点

これは念頭に置いておいてほしいポイントです。

1.どんな吹き心地になるかは、加工してみないとわからない。

スロートを空けた結果が自分に合っているか、はたまた思ってたのと違くなってしまうかは、実際に加工してみないとわかりません。ギャンブルです。

巷では「スロートは○番に空けるといいよ」という意見も聞きますが、これはあくまで個人の感想なので、自分の吹き心地、耳を信用して加工してもらいましょう。

2.どんなことになってもお買い上げいただきます。

もしスロートを空けすぎて自分に合わないものになってしまってもお買い上げになります。調子に乗って空けすぎてしまって吹きにくくなってしまってもお買い上げです。加工は慎重に。

3.スロートを空けるときは順番に広くしていく

No.27かNo.26に1段階大きくしただけでも吹奏感にかなり違いがありました。いきなり「息を入れたいからNo.24でおなしゃす」はまじでやめておきましょう、「2」になります。

1段階ずつ広くして言って、自分に合ったサイズにじりじりと近づいていきましょう。

 

おわりに

「バックボアも加工する?」って相談されましたが、現段階で満足しているし、これ以上いじったら何がいいのかわからなくなりそうだったので、スロート加工にとどめておきました。これはハマったらヤバイ。

 

スロート加工にご興味ある方は是非参考になさってみてください。

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