演奏に困ったとき 練習法が知りたいとき

合奏指導を始めて2か月、あることを続けたら合奏から濁ったサウンドが消えて、今よりもっとラクに音楽できるようになった!

2017/06/01

 

今年の4月から合奏指揮(合奏をみる)をしているとある中学校で、今日とてもうれしい成長を目の当たりにしました。超うれしかったのでここにいっさい盛らずに書き残します。

 

 

みんな初めはどうしたらいいかわからなかった

ぼくを呼んでくださった顧問の先生が初レッスンの時こうおっしゃいました。

 

「上手くいかないなーって思いながら吹いてるんだろうなっていうのがわかります。わたしも吹奏楽経験がないのでしっかりアドバイスできなくて・・・。」

 

管打楽器の経験がなかったり、専門的に指揮をやってこなかった先生にとって、吹奏楽部の指導はかなりハードルの高いもの。「先生だから」誰でもできる訳ではありません。たくさん悩んでいらっしゃるのが伝わってきました。

 

 

実際に合奏をみると

 

響きが濁っているのはわかるけど、何が悪いのかわからない

演奏がなんか変なのはわかるんだけど何をしたらいいかわからない、

バシッと決まらない原因がわからない

 

なんだかハマらない日々の演奏に困っているようでした。

 

 

他の楽器に向けてアンテナを張ろう。

ここで僕がまずやったことは「他のひとの音聞きながら演奏する練習」

ハマらない、雑然とした演奏の正体を自分と譜面だけの世界に入っている率の高さだと推測しました。

 

周りの音とコンタクトが取れるともっと表現の幅が広がるよ、もっと演奏が楽しくなるよ、ってことを知ってほしかったんです。

 

 

共に吹くことの大切さ

はじめは「??」って感じだったのですがそこから2か月間、

 

「トランペットとクラリネットそこ一緒!トランペットはクラリネットベースの音にしてみよう!」

とか

「ローブラス(トロンボーン、ユーフォニアム、テューバ)のみなさん、音の芯はテューバで輪郭はトロンボーンで!」

とか

「サックスとユーフォ・トロンボーンがユニゾンだけど、ここは金管のフォルテがほしいよ!」

 

などなど、

他の楽器とどう音を作っていくか、どう音楽を作っていくか、

 

を(僕基準で)かなり口酸っぱく練習していきました。

それが今日、とてもうまく協調することができたのです。

 

 

皆の足を引っ張っていた足かせがついに取れた

今まで感じていた雑然とした感じや、響きの濁りがいつの間にかなくなっていて、その分吹くのに力みが必要なくなって、音に余裕が生まれました。

 

そしてその余裕が「もっとこう吹こう、もっとこうしよう」を作り、その意欲が「楽しい!」になって伝わってきました

 

表現も、今まではどう吹いてもしっくりこなかったのが、音の濁りがなくなったおかげでちょっとの力で変化が伝わるようになり、「これはどうですか?こんなのはどうですか?」と積極的にできるように。(Tbくんありがとう)

 

クライマックスを見据えたピアノも、

足並みそろったクレッシェンドも、とても良かった。

 

「今のいいじゃん・・・!」って言った後のみんなの笑顔が最高でした。

 

 

お互いが影響しあう、良い関係を目指す。

そんななかで一番ワクワク楽しんでいたのは、他でもないこのワタシ。

みんなの演奏がそうさせたのか、みんなのちょっとの変化がうれしかったのがみんなに伝わったのか、どっちかわからないけど、お互いが良い影響を与え合っていたのだったら超うれしい。

 

 

おわりに

こういう瞬間に立ち会えるから、吹奏楽関係者は本当に幸せだと思います。

 

「この楽しさ知ったら、次はもっと楽しいことあるよ・・・!」

 

そんな演奏することでしか味わえない楽しさやワクワクを、もっとたくさんの人に伝えたいなって思いました。

 

 

 

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