演奏に困ったとき

楽器演奏にもっと表現力を!音色の差を生みだすための、たった1つのポイント。

2017/06/01

 

 

 

 

 

先日レッスンにこられた高校生トランぺッターとの「音色」に関するやり取りをTwitterに投稿したところ、492いいね、168リツイートと、たくさんの方に共感いただくことができました。反応してくださる方々いつもありがとうございます。とっても嬉しいです。

 

 

今回はTwitterの140文字では伝えきれなかった部分を少し詳しくご紹介します!

 

音色の変え方はどうやるかよりも「何を伝えるか」。

音色の変化のさせ方に悩んでいたAさん。

ツイートにある通り、フレーズの最初の音で

 

あの人に「おはよう」

嫌いなやつに「バカヤロウ」

好きな人に「大好き!」

お世話になっている人に「ありがとう」

 

って伝えるつもりで吹いたら、音色の変化はどう変化するかな?を試してみました。

 

そうしたら音色の差は歴然。

「音色を変えよう」とか「ニュアンスを変えよう」とか「もっと息を・・・」とかまったく考えていないにもかかわらず、音色の違いは明確に表れました

本人が一番ビックリしていて「あ、はい・・いまのめっちゃわかりました・・・!」とのこと。この違いを理解できた経験はとても大きいです。

 

 

さぁそこで曲に戻ります。

「何を伝えたいか」を想いそれを伝えるつもりで吹くと音色が変わる、ということを実感してもらえたので、今度は曲で考えます。

 

この曲の、この場面でどんなことを伝えたいかな?

 

それを一緒に探っていきました。

 

・これを聞いたときどんな感じがした?

・どんなことを連想した?曲に関係なくてもなんでもいいよ。

・どんな色?どんな温度、湿度?どんな空模様?

・どんなストーリー、どんなメッセージが想い浮かぶかな。

 

 

こんなことを考えました。

出てきたアイデアをその都度ためして、音色の変化を体感していきました。

 

「音色の変化が付けられない」と悩んでいたAさんは、30分のレッスンの間に「無数の音色を作り出せる」ようになったのです。劇的成長を見せてくれました。

 

 

「音楽」ってそういうもの。「音楽をする」とはこういうこと。

レッスンを振り返ると、実は特別なことはしていないのかもしれません。

何故なら音楽は「想いや物語、出来事や気持ちを音を通して他者に伝えるもの」だからです。

今回Aさんと探っていった「音色の出し方」は、「想いを伝えるつもりで吹く」というもので、これは「音楽をすること」と直接結び付くとぼくは思います。

 

 

このレッスンは図らずも「音色を出し方」を通して、「音楽をするということ」について理解を深めるとても良い機会となりました。

だからTwitterでも大きな反響があったのかもしれません。

これからもこのようなことがみなさんと共有できたらな、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-演奏に困ったとき