演奏に困ったとき

木管楽器だけじゃない!金管楽器にとっても大事な「楽器調整」のお話。

 

先日ウォーターキーについているコルクがボロボロになっていたので新しいのに替えてもらいに楽器店に行きました。
コルクの状態って音や吹奏感にとても影響があるんですよ。コルクだけじゃなく楽器のパーツすべてがその楽器の音色づくりに関わってきます

(関連記事はこちら→「ピストンのフェルト交換するとめっちゃ吹きやすくなる」)

 

場所は渋谷にある株式会社アクタス Brass Pro

V.バックの楽器を輸入しているところで、僕のB管もC管もここで買いました。
バックのトランペットほしいなーって考えてる学生のみなさんには一度い行って頂きたいとってもオススメのお店です。(アクセスマップはこちら。この建物の3階です。)

 

お店の方に
「コルクの交換って即日でお願いできますか?」

って聞いたら

「できますよー」

とのことだったのでその場でお願いしました。ラッキー。

 

そうしたら

「最近吹きにくいとかないですか?良ければそこもちょっと見ときますよ。」

と仰って頂いたので

「うーん最近響きが浅いような気がするんですよね。気のせいのような気もしますし、まぁたぶん自分のせいだと思うんですけど。」

と簡単にお悩み相談。

使っているマウスピース、バルブオイル、グリスの種類なども聞かれ、「じゃあコルク変えてきますので30分くらいおまち下さい。」と。

内心(こんなことまで聞かれるとは・・・)と予想もしなかった展開にちょっとあたふたしてましたが、店内にある楽器やマウスピース、ミュート、CDなどを物色してたらあっという間に30分。楽器店はいつ行っても時間を忘れます。

 

僕の悩みを楽器からくみ取ったリペアマン。

楽器に新しいコルクをつけてもらい、「楽器どうだったんですか?」と聞くと

 

「楽器吹くのにすごいパワーいる感じしたことありませんか?パワーがからまわっちゃったりとか。」と。

 

それ聞いたときマジでびっくりしました!
確かに以前より上の音とかすごい抵抗きつく感じてましたし、強く吹きこむと上にぴろっと裏返ったりしてしまうのが最近気になっていたのです。
まさか楽器の状態を見ただけで僕の困っていることを言い当てられてしまうとは。いやはや職人さん恐るべし。

 

木下、楽器を始めて初めて「楽器調整」というものに触れることに。

「へぇーそんなことわかっちゃうんですね!すごいなー。」
なんて驚いていたら

「楽器調整しますか?」

と提案がありました。

木管楽器の調整はわりとポピュラーなのですが、金管楽器の調整ってあまり聞きませんよね。ぼくも話に聞くだけでどんなものかは知りませんでした。

(木管楽器の人で「へ?調整って何?」ってなった人、できれば先生やプロの方に相談してみてください。お近くに居なければ僕が紹介いたします。お気軽にご連絡ください。)

 

 

(以下リペアマンの方)

「木管楽器は調整しないとトーンホールがふさがらなくなったりして音が出なくなったりするので分かりやすいんですが、金管楽器はそういう楽器の変化に気がつきにくい。皆さんまじめだから全部自分のせいだと思っちゃう。
「そこまで酷くはないけど、自転車最近漕ぎにくいの自分の脚力不足だと思ってたら後輪パンクしてたってんじゃもったいないでしょ。人間て困難に対応しちゃうからどうにかしようと頑張るんだけど、時々でいいから私たちに相談しに来てくれた方が、のびのび吹けると思うんですよね。」

 

 

すごい世界があるもんだ・・・!

これからは積極的に相談しに行こうと思います。

ということで早速調整を依頼。ところがご多忙らしく「お引き受けは来週以降でお引き渡しはそのまた一週間後ですね。」とのこと。なので来週預けに行ってきます。

 

「今お使いのマウスピース(V.Bach 1 1/2C)とのバランスを良い感じに調整しときますね。あと調整終わってからの楽器の状態に合わせてオススメのオイルとグリスの傾向もお教えしますんで!」

 

どんな仕上がりになるのか今から楽しみすぎます。

 

 

おわりに

出来ないこと全部楽器のせいにしてはあまり良くないと思いますが、問題が楽器の状態にあることは十分あり得ます。
自分の演奏をするために、練習の効果をしっかり得るために、楽器の掃除、お手入れ、メンテナンスはめんどくさがらずこまめにやることの重要性を再確認しました。練習終わりにチューニング管にスワブ通すだけでもだいぶ違いますよ。

調整後のことはまた日を改めてUpします!

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