アレクサンダー・テクニーク 楽器以外で困ったとき

できない自分が嫌になったあなたに。成長のサイクルを作る練習の仕方。

人が成長するとき、一歩前に進むときってどんな時でしょう。

目標の賞がもらえたときでしょうか?

受験に合格したときでしょうか?

出来なかったことができたときでしょうか?

僕は

さっきと今との違いに気づけたとき、すでに人は成長している

と考えています。

 

変化に気づくことが成長のサイクルを作る。

なぜそのように言うのかというと、

以前との違いが良くなったものであれ、悪くなってしまったものであれ、違いに気づくということは、その経験が情報として自分のなかに蓄積されていきます。

そうすると経験を手に入れる前の自分と、経験を手に入れた後の自分とでは、もうすでに差が生まれているのです。

変化に気が付くことができると、次にやる行動をさっき得た情報に基づいて計画だてることができます。

そうするとさっきとの変化を知覚し、また新しい情報を手に入れられる。

このような成長のサイクルを作り出すことができるのです。

 

さっきはこうだった

(情報収集)

それに比べ今はこうだった

(変化の知覚)

じゃあ次はこうしよう

(新たなチャレンジ)

 

知らなかったことを知ることができて、気づけなかったことに気づけて、次はもう一歩違うチャレンジをすることができる、次のステップに進むことができるのです。

これは紛れもなく成長であると言えます。

 

 

どんな結果だって、情報として必ず自分の役に立つ。

よくものごとを「できているか、できていないか」で判断しがちですが、できた、できないは成長の絶対基準ではありません。良くも悪くも、ただの結果です。

 

もちろん「できた」という結果は成長の証です。とても喜ばしいことでしょう。

ですが「できなかった」という経験も、さっきとの違いはなにかということを少しでも理解すれば、今までと一歩進んだ自分にしてくれるための良き情報になるのです。

 

 

常に前進していける「練習」の捉え方

上記のように考えることができれば、成功も失敗も同様に情報として自分の中に蓄えることができます。

そうすれば、以前の自分より経験・情報が増えた新しい自分でまた違ったチャレンジをすることができ、さっきとの違いを理解して、また経験・情報として手に入れることができる。

 

ともすれば、練習というものはできないことをできるようにするだけのものではなく、

練習とは自分自身に次のステップに進むための「情報」と「可能性」をプレゼントしてあげる時間

であるのかもしれません。

 

この考え方で練習ができると、昨日はできたのに今日はできない、という風に目先の結果に一喜一憂することなく、常に前進していけるんじゃないかと、僕は考えています。

 

成長とは変化に気づけること。

 

自分用の備忘録、書き留めておきます。

できない自分がつらい、個人練習がつらいと感じている人の役に立てれば幸いです。

-アレクサンダー・テクニーク, 楽器以外で困ったとき