練習法が知りたいとき

ウォーミングアップと基礎練習は別物!ウォーミングアップの時に意識したい3つのこと。

管楽器奏者の人がまずはじめにやるウォーミングアップ。

 

そのやり方などは

人から聞いた とか 人がやっているから

というものを多く見ます。

今自分がやっているウォーミングアップは果たして適切なのでしょうか?

 

ウォーミングアップっていったいなんなんだろう?

ウォーミングアップっていったい何をしたらいいんだろう?

今日はそんなことについて話します。

 

ウォーミングアップとは。

ウォーミングアップについて、なんとなく固まった唇をほぐす作業、と考えている人も多いかもしれません。

ですが僕の経験上、ただ楽器を吹いているだけのウォーミングアップでは、その後の調子が良くなる時もあれば、逆に調子を落としてしまう、吹きにくくなってしまうときもあり、結果にムラができてしまいます。

 

ウォーミングアップを詳しく説明するなら、

音楽を演奏するために必要な要素の準備

であるといえます。

 

だとすると、楽器を吹くことだけがウォーミングアップではないのかもしれません

ではウォーミングアップはどんなところに着目してやるのが良いのでしょうか??

 

ウォーミングアップをするときに意識すべき3つの要素

①楽器を演奏するための、身体のウォーミングアップ


さっき述べた様な準備体操のような、唇が振動するためにおこなう身体の準備です。呼吸の運動だったり、唇の柔軟であったり。

とくに呼吸に関する筋肉は大きく強い筋肉なので目覚めるのに時間がかかります。

演奏時のようなパワフルの呼吸は、身体がほぐされていないとおこなうことができません。

呼吸のウォーミングアップは演奏の準備に欠かせない要素の一つです。

 

 

②音楽を想像する力、ソルフェージュのウォーミングアップ


演奏に必要な要素ってなんだろうって考えたとき、音楽を想像する力、ソルフェージュ力も重要な要素の一つです。

頭で想像したことを楽器を使って表現することが演奏だとすれば、演奏の準備であるウォーミングアップはソルフェージュのウォーミングアップも含まれてくるのです。
どういうことかというと、超簡単に説明すると、頭が寝ている状態で

「うーん眠いムニャムニャ・・・とりあえずアップするかー・・」

で楽器を吹いていてもあまり効果がないということなんです。

 

 

今から吹く事を頭で想像して(ソルフェージュして)、それをやると決めて吹く

ということをウォーミングアップの段階からやっていけば、曲のような複雑な音型を吹くときにもしっかりソルフェージュすることができるようになってきます。

 

単音のロングトーンや半音階など簡単なものを意識的にソルフェージュして、ソルフェージュのウォーミングアップを行いましょう。

 

 

 

③演奏に積極的になるための、気持ちのウォーミングアップ


演奏に必要な要素、もちろんやる気も必要。

「あーめんどくさ。やる気起きん。」

こんな状態で無理やり楽器吹いたって楽しくないし、上手くなりません。

 

・自分は今日楽器吹きたいのかな?

・吹きたい/吹きたくないならそれはなんでだろう?

・今目標にしてることってなんだっけ?

・何のためになら自分は頑張れるだろう?

 

そう考えたときにもし楽器を吹きたいのであれば、そのことに積極的になるように気持ちを持っていくことも大切です。

頑張れる動機を確認する、ちょっと良いものを食べる、散歩で気分転換、友達と話す、ちょと運動してから、なんでもOKです。

 

 

注意:ウォーミングアップと基礎練習は別物!

ぼくも昔そうだったのですが、ウォーミングアップと基礎練習が同じになってしまっていることがあります。

ウォーミングアップがさっき言った通り「演奏をするために必要な要素の準備」であるのに対し、基礎練習は「演奏能力を向上させるためのトレーニング」です。

「ロングトーンして、スケールやって、リップスラーやって、タンギングやって、」はウォーミングアップではありません。

能力値アップのための基礎練習はウォーミングアップにしては負荷が大きすぎることがあります。

たとえばロングトーンはアンブシュアの動きをある程度制限する、良い意味で固定しなければならないので、唇を柔軟にするウォーミングアップとは相いれない部分があります。

準備≠トレーニングですからね。

音出しはまずロングトーンからと思っている方は要注意です。

 

頭や身体のウォーミングアップをしっかりしてから、改めてじゃあスケールやろうか・ロングトーンしようかと、ウォーミングアップと基礎練習のすみわけをしっかりすることが大切です。

 

まとめ

今日のまとめ。これだけ覚えて帰ってください。

 

・ウォーミングアップとは「演奏に必要な要素の準備」

・その中には①演奏する身体のウォーミングアップ、②音楽を想像する力(ソルフェージュ)のウォーミングアップ、③演奏に積極的になるための気持ちのウォーミングアップ、がある

・ウォーミングアップと基礎練習は別物。ごっちゃにしないように。

 

この3点です。

これを機に今一度ウォーミングアップについて考えてみてはいかがでしょうか?

-練習法が知りたいとき