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生で聞いたウィーンフィルが神レベルですごいと思った点

先日ウィーンフィルの公開リハーサルに行ってきました。

本公演のチケットは高すぎて買えなかったので一般公募の公開リハーサルに応募して。

 

曲目はベートーヴェンの交響曲第9番でした。第9ですね。

 

言うまでもなく演奏は素晴らしかったのですが、聞いていて思ったこと、あぁやっぱりすごいな素晴らしいなと思ったことがあります。

きっと皆さんのお役にたてるはずです。

 

 

①適応能力が神

まず思ったのはこれ。

その日はリハーサル初日(わかりやすく言うと初めて合奏をする日)でした。

もちろん団員も指揮者のズービン・メータがどんなことを要求してくるか知らないわけです。

それなのに指揮者がひょいって棒で指示を出すと一瞬で音が変わるのです。

 

指示を出してからその音を出すまで多分1秒もありません。

でもその間に

指揮者「こうだぞ」

奏者「こういうことですね」

っていうやり取りがなされているわけなんですね。

 

部活の吹奏楽なんかやってると指揮者が逐一止めて口で指示を出すのが当たり前ですが、プロのリハーサルではそんな時間はありません。

指先1つと音1つでコミュニケーションが成立する。

団員全員が恐ろしいほどの情報を発信していました。

 

 

②ppが神

ウィーンフィルの団員さんがソリストでモーツァルトのフルー協奏曲を吹いているときのこと。

カデンツァ(伴奏もないドソロの部分)を吹いているときのppがすごすぎてビビりました。

 

会場全体がギューってその音に、その人に集まるのです。

そのppはただの小さい音なんかではなくサントリーホールの空間全体の空気を変えていました。

世の中にこんな静かな空間があるだろうかと思うくらい(実際は音が鳴っているにもかかわらず!)の静けさでした。

 

pとかppって、「弱い」「小さい」という意味で教わりますが、持っているメッセージはffより強いものがあるような気がします。

強すぎるメッセージが抑えきれずにに音になってしまったようなppを感じました。

いやーあれはすごかった。

 

 

③団員の音のアンテナが神

ベートーヴェンの第9番の第3楽章をリハーサルしているときに感じたこと。

自動で演奏している瞬間は一つもなく、常にどこかのパートが音楽を補い、またほかのパートが補い、常に前進し続けていました。

常にアンテナを張り巡らして、微妙な変化にも対応する。

どこがメロディだから伴奏は合わせる、とかそういうニュアンスではなくて、演奏されている音全部で音楽という感じがしました。

 

テンポもメトロノームのテンポ通りではなく、お互いが支えあって生まれたテンポがその曲のテンポになるような印象を受けました。

 

それぐらい音楽が頭の中に入ってるんだろうな・・・ごいすー。

 

皆さんも演奏するときにスコアを手にするかと思いますが、こういった観点でみられるといいまもしれません。

 

まとめ

ウィーンフィルはやっぱりすごかった。(雑)

 

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