演奏に困ったとき

速い曲を演奏するときに役立つ3つのこと

速い音符を吹くとき、譜面がとても忙しいときに頭の中がてんやわんやになって頭も音符もぐっちゃぐちゃになっちゃうときありませんか?

今回「速く演奏する」ということに関してアレクサンダー・テクニーク教師で日本を代表するヴォーカリストの鈴木重子さんからアイデアをいただきました。

 

速く演奏するのと急いで演奏するのは違う

速度的に同じだとしても、「遅れちゃわないように」みたいに速度に追われて急いで演奏するのだと演奏が上手くいかないことが多いです。

何故かというと、「遅れないように急いで演奏する」の「急いで」というのは「何をどうするか」という具体的な行動プランがありません。

「急いで」はただの気持ちの問題です。

「何をどうするか」がわからないと、力の入れ方もわからなくなり、力が上手く出力されなくなって演奏に不具合が生じるのです。

 

例えば

「急いで歩く」と思って歩いたときと

「右足と左足を出すのを速く」と思って歩いたときに

どちらがやりやすいでしょう?僕は断然後者でした。

 

まずは自分の演奏が速度に追われることを恐れていないか、急いでやらなきゃと思っていないか、ということに気が付くことが大切です。

 

追いついていないのは身体ではなく脳

音符が追いついていないときは音符が転んだり、指や舌が回らなくなったりするので「おい指何やってんだちゃんと動け!」って言いたくなるのですが、それは間違い。

指や舌が回らなくなる原因は、その演奏速度に自分の脳が追いついていないからなのです。

 

なのでもう一つの重要な点は

考えるスピードを演奏したい速度と同じにする

ということです。

ちゃんとその演奏速度で演奏しているのをイメージできますか?というのがポイントですね。

 

 

最後はやっぱり決断力

最後、その速度での演奏にチャレンジする前に

自分自身がそのスピードを選んで演奏するって決断します。

「自分が決めたこのテンポで自分ができる演奏をするぞ」

って思うことですね。

 

この「その演奏スピードは自分が選択したスピードである」ってところが重要です。

 

テンポと自分の演奏が別個になるんじゃなくて、

自分の演奏がそのテンポである

と考えることもできますね。

 

 

実際にレッスンをしていく中で演奏がどんどん良くなるのを見て、あぁなるほど・・・って感心ばかりしていたワタシでした。

文字に起こすと感動やすごさが薄れてしまいますが、この感動は自分自身のレッスンに生かせていけたらなと思います。

 

関連記事

細かい音符をスムーズに吹く極意

 

 

-演奏に困ったとき
-,