アレクサンダー・テクニーク 楽器以外で困ったとき

成長の仕方は直線ではなく螺旋階段。毎回同じこと言われるのは、成長していないからなんかじゃない。

2017/06/01

何回やっても成長している気がしない。

上手くなっている気がしない。

同じことを毎回注意されてる気がする。

 

こんな気分を味わったことのある方多いと思います。

僕自身レッスンでは毎回同じことを言われて、努力が足りないんじゃないか、頑張りどころが違ったんじゃないか、自分はダメなんじゃないかとショックを受けることもたびたびです。

特にレッスンで突然今まで言われてきたことと逆のこと言われて「前までと言ってること違うじゃん!今までのなんだったんだよ!」ってなったり、

今までずっと気にかけて練習してきたことを新しい先生に「ここ苦手だね」って言われたりして「えーこれでもまだ足りないの・・・泣」っなるとかなりダメージはでかいです。つらいです。

 

 

でも最近このことについて腑に落ちることがありました。

このことを知って今までのことをスッと受け入れられるようになったり、心が軽くなったりしました。

それが次のことです。

 

 

毎回の指摘は「成長してないじゃないか」の意味じゃない

先生に毎回同じことを言われると、

「前も同じこと言ったぞ!成長してないじゃないか!」

って言われてるみたいですが、実はそうではないんです。

先生のアドバイスや指摘というのは

 

その瞬間のあなたをより良くするためのアドバイス

なのです。

「今はこういう状態で、私にはこう聞こえたから、こうしたらいいんじゃないかな?」

という意図があります。

だから前と比べて成長してないから同じことを言ったのではなく、

あなたは今の時点からこれくらい良くなれるんだよ

っていうことを教えてくれているのです。

 

いつもいつでも新しい自分

大文字の「その瞬間のあなた」にラインを引いたのには理由があります。

アレクサンダー・テクニークの考え方の一つで

人は毎瞬毎瞬変化し続けている

というものがあります。

 

 

・昨日の練習をした今日の自分は違う

・失恋した自分は前までの自分と違う

・ご飯を食べた後の自分はさっきまでとは違う

・その音を出した自分と次の音を出そうと思っている自分は違う

・このブログを読む前と読んでいる間と読み終わった後では全部違う自分

 

 

今の自分はさっきまでの自分とは違うまったく新しい自分である

 

ということなのです。

 

だから同じ指摘を受けても、自分の受け取り方も違うし、成果だって違うだろうし、何もかもが変わってていいんです。

アドバイス自体も以前と言葉が同じでも、この瞬間の自分をより良くするための「新しいアドバイス」なのです。

 

 

成長は螺旋階段を上るように

もう一つ伝えたいこと。

同じことに悩んで、できないことばかりで、いつも同じところに留まっている。

そんなことに悩んでいる人に知っていほしいことです。

 

人の成長とは螺旋階段のようなもので、同じところをぐるぐる回っていて一向に先に進んでいないんじゃないかって思えてしまっても着実に上に向かって進んでいます。

いつも同じ地点を通るから気づかないかもしれないけど、ふとあたりを見渡すと景色は確実に変わっています。

最初にいた地点よりはるか上に進んでいたことに気が付いたり、

絶対無理だ届かない、って思ってたところがどんどん自分に近づいていてきていたり、

周りの景色は今まで見たことがないものになっていたり。

 

 

 

成長してないんじゃないかなんて悲観することなんてないんです。

絶対大丈夫。

あなたの変化に気づいてくれる人は必ずいます。

友達、先生、家族、先輩後輩。

 

そしていつも変化している新しい自分に気づける自分でいることも、大切なことだとぼくは思います。

 

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