アレクサンダー・テクニーク 演奏に困ったとき 練習法が知りたいとき

コケ癖は過去の自分をぶっ壊すことで治せる。

「コケ癖のついてしまった曲」

 

 

という怖いワードはご存知ですか?

昔練習してできなかった曲で、技術も音楽的にも成長したのにまだ同じところでミスしてしまったり、同じところで吹けなくなってしまったりする曲のことです。

 

ぼくのことで言うならソロのコンクールで出される課題曲。

あれ毎回ほぼ同じなのですが、技術的に難易度の高い曲もたくさんこなしてきたのにあの曲だけは吹けない!何故だ!!ってよく悩みました。(今でもだけど)

こういう曲ってうまくいくまで本番で吹き続けなければだめなんでしょうか。

でもそれって克服法としてはつらいうえにかなりの低確率だと思いませんか?

 

 

今回はこの「コケ癖苦手曲」の克服法の提案です。

 

 

過去の自分をぶち壊す練習法

コケ癖の原因は起こってほしくないことが染み付いてしまった演奏パターンにあります。

例えば「できないできない!泣」って必死に練習したのが裏目に出て無意識のうちに「このフレーズが来たらここで身体を固めてミスをする」っていう演奏パターンを生み出してしまうケースのやつです。

 

これを払しょくするには曲に対する心身の歴史や経験をあえてぐちゃぐちゃにする必要があります。

 

例えば16小節のミスや嫌な記憶が染み付いたフレーズがありますね。

そのパターンや記憶をぐちゃぐちゃにするには、演奏パターンをあえて普段やらないようなもので壊してみます。

 


パターン破壊方法の例。

 

16小節通して吹く代わりに→最後2小節だけ吹いて、次は最後4小節、6小節・・・と足していってみる。とか。

 

4小節フレーズをあえて3小節間だけ吹いてみる。とか。

 

音符を右から左に読んでみる(!)とか。

 

これらを一回一回意識的に取り組むことだ重要ポイントです。

どんな感じだったかな?

この新しい感覚はなんだろう?

 

こういう思いが生まれたら成功です。

身体に新しい経験が与えられてミスしてしまうパターンは少しづつ変わっていきますよ。

 

 

まとめ

こんな練習普段やらないじゃないですか。

そこに意味があるんですよ。

 

面白いですよこの練習。

自分の習慣や慣れとはかけ離れたことをやるおかげで、苦手だったあの曲もいつもと違う曲みたいに触れることができるんです。

 

実は皆さんもこれと似たことはやったことはあるはずです。

タンギングとスラーを変えてみたり、演奏スピードをゆっくりにしたりはやくしたり、あれと本質的には同じです。

 

遊び感覚で面白がりながらできるのでオススメです。

自分に新しい経験をさせることにぜひチャレンジしてみてください。

 

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