演奏に困ったとき

音の推進力を生み出すには! 「ソーー」じゃなくて「ソォォォォ」 

タイトルで困惑した方、安心してください。

気合の問題ではありません。

今回は全音符や2分音符など比較的長い音を吹くときに使えるアイデアをご紹介します。

 

長い音符は短い音の連続連続連続でできている

曲中に出てくる長い音を吹くときに忘れないでほしいことは、見出しにある通り

「長い音符は短い音の連続でできている」ということ。

 

どういうことかというと

四分音符は十六分音符4つでできています。

つまり

四分音符には十六分音符4つ分の密度があるということ。

(※例として十六分音符ですが、この単位は曲想によって変わります)

 

 

実験


1.真ん中のソを普通に「ソーーーー」と4拍伸ばしてみましょう。

 

2.それを十六分音符で吹いてみましょう。

 

3.次は十六分音符が全部タイでつながっていると思って4拍伸ばしてみましょう。

 

1と3ではどんな違いがありましたか?

 

3のときにいつもより濃い音に感じられた方もいるかもしれません。

 

細かい点が集まって一本の線になっていると同じ事ですね。

 

さぁここから下が重要です↓↓↓

 

今吹いている音は次の音へ向かっている

音楽にある音は

次の音へと向かう推進力を持っています。

音が変わる場合は次に変わる音に向かっていきます。

 

そして変わらない場合(1音のロングトーン)であってもそれは同じです。

 

1音のロングトーンは

タイでつながっている同じ音に向かっているのです。

ただの伸ばしの音にも推進力はあるのです

 

だから先ほど実験で十六分音符に分けて吹いたあとにタイでつなげて吹いてもらったんですね。

 

さらにわかりやすく言うと

 

推進力のない音は「ソーー」とその音が終わらないだけで進んでいないのに対し

 

推進力のある音は

 

「ソォ」

 

同じ音の中でも向かっているのです。

 

それが音楽を前に進める力の一つでもあるのです。

 

ハーモニーディレクターで細かい音をかける訳

学校の吹奏楽部とかだと拍頭のほかに八分音符や十六分音符(場合によっては三連符)をかけたりしますよね。

 

これは

見えない拍を意識させる練習、

見えない音が音楽を運んでいることを意識させる練習

なのです。

効果としては「ソォォォォォ」と同じなのですが、

その考える役目をハーモニーディレクターが担ってくれるので、

見えない拍見えない音を意識させる導入としては良いと思います。

 

ですがそれに頼ってばかりではだめですよ。

 

次に向かっていく意識やタイでつながっている見えない音を作り出すのはハーモニーディレクターではなくあなたです。

 

 

忘れそうになったら「銀魂」で覚えよう

 

生徒に「ソー―」と「ソォォォォォォォ」を紙に書いて説明したら

「銀魂みたいですね」って言われました。(ほんとにその通りだと思いました笑 詳しくは銀魂のセリフ参照)

 

なのでこのアイデアを使いたいときに

「長い音符は短い音符に連続だから全部がタイでつながって・・・」

 

といちいち考えるのもいいですが

 

銀魂で覚えてくれればOKです。←

 

「指揮者を見る」のメガネマークと一緒です。(あれは新八ではありません)

 

 

まとめ

今回覚えてもらいたいことは

 

「ソォォォォ」というふうに同じ音の中にも次へ向かう力は必ずある

 

ということ。

ロングトーンをするとき、曲で伴奏を吹くとき、メロディを吹くとき、ぜひ思って吹いてみてください。

皆さんの演奏が少しでも変わることを願っています。

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