練習法が知りたいとき

声に出して歌うことで身に付く音楽の積極性

今回の内容は

何故楽器の練習に「声に出してうたう」ことが良いのか

です。

よく個人レッスンで

「そこのフレーズどう吹きたいの。ちょっと歌ってみて」

で歌った後楽器吹くと良くなってる、ってことがあります。

 

なんで良くなるんでしょうかね。

それにはちゃんと理由があります。その理由はこちら

 

音楽をすることへの積極性が生まれる

そもそも歌うことが有効な時というのは、

(言い方が悪いですが)何となーく吹いてしまっている時。

 

もっと詳しく言えば

 

自分がどういう風に吹きたいか意識できていないとき

 

です。

 

それをもう一度はっきりさせるために歌ってみるのです。

 

音楽が生き生きとするためにはかなりの積極性が必要です。

 

音量は?

音の長さは?

優しい音?強い音?軽い音?怖い音?

 

 

 

普段それくらい積極的に楽器吹いていますか

(僕も書いてて自分に「頑張りまーす」って言いました。)

 

 

今までは楽器がそれらしい音を出してくれていましたが、

うたはすべて自分が作り出さないといけません。

(←このことには最後また触れます。)

 

 

声に出して歌うことの重要なポイント

楽器から離れて音楽をしてみるということ


いつもの構え、いつもの指、いつものポジションから離れると、普段気づけなかったいろんなことに気づけます

 

【色んなことの一例】

 

「あれ、音程とるときこんな神経使ってたっけ

 

「あ、私ここで転んでたんだ!」

 

「これだとフレーズ感が出ないよなぁ、フレーズどうやって持っていこうかな

 

各楽器の奏法的な制約から外れることで、普段意識できていなかったことに気が回るようになります。

 

成長の可能性に気づけるのです。

 

 

人にもよりますが、特に有効だとおもうのは【音程】。

歌は楽器が鳴らしてくれない分自分で取りにいかなくてはいけません。(このことも最後で!)

 

意識的に音程感覚を使いながら演奏する良い訓練になります。

 

 

上手な人は皆「楽器で歌っている」

楽器が上手な人は自分が吹きたいものを楽器を通して歌っています

自分の吹きたい音程を歌っています

 

 

シアトル交響楽首席トロンボーン奏者の山本浩一郎さんにお会いしたときに

 

「おれは人生で歌わなかった音はひとつもないね。」

 

とおっしゃっていました。(すげぇかっこよかった。)

楽器はあくまで道具であって一番大切なのは自分の中にある「歌」なんですね。

 

僕もトランペットの先生に

 

「僕の師匠のモーリス・アンドレが口を酸っぱくして言ってたんだけどね、もうね、何よりも歌ですよ、うた!うた!うた!」

 

って言われたものです。

 

最後に

上記で「歌は全部自分で作り出さないといけません」と言いましたが、

もちろん楽器もそうなんです

 

音程も「歌だと取りに行かなくちゃいけない」って言いましたけど、

もちろん楽器もそうなんです

 

楽器を使って自分の吹きたいものを歌う

 

歌を音楽的に歌おうとしたときの積極性、楽器を吹くときもぜひ持ちながら吹いてください。

 

-練習法が知りたいとき
-