アレクサンダー・テクニーク

アンブシュアの「下唇が迎えに行く」を解説してみた

昔大変お世話になったとある教則本にアンブシュアについて「下唇が迎えに行く」と書いてありました。

当時中学生だった私は完全に「???」だったのですが、今ではそのことが良くわかります。

 

「下唇が迎えに行く」=「あごが自由」

「下唇が迎えに行く」いくようにするとアパチュアのコントロールが下唇に任せられると書いてありました。

 

僕が思うに、「下唇が迎えに行く」というのはイコール「下あごを動けるようにしてあげる」ことと同じです。
下あごが自由に動けることで、アパチュアのより繊細なコントロール(微調整)が可能になります。

 

じゃあ下あごが自由にってどうすればいいの?と思った方、ちょっとあごの事について見ていきましょう。

 

 

あごについて

一般的にあごは上あごと下あごに分けられますが、実際動かすことができるのは下あごだけです。

 

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図を見てみるとわかるとおり、上あごは頭蓋骨の延長です。
そのため上あごだけを動かすことはできないのです。

(アパチュアの調性はもちろんです!)

 

上あごは下あごのように動けない代わりに、マウスピースを支えたりする働きに適しています。

 

下あごは頭蓋骨にぶら下がっているので動けます。
アパチュアのコントロールや音色の変化など唇の繊細な動きがここで作られているわけですね。

 

私が時々不調に陥るときは、無意識に下あごをマウスピースの固定に参加させてしまっている時です。
本来動けるところを固めてしまっているから、まあ動きにくいわけです。

(※下あごが安定に完全に参加しないわけではありません。下あごは常に微妙に動きながらマウスピースと唇のバランスを取っています。)

 

なので最近なんだか吹きづらいと感じている人にマウスピースを前歯(=上あご)にのせていつもどうり吹くというプランを試すと上手くいくことが多いです。

 

アパチュアのコントロール、その他口回りに不快感を覚えている方の、参考になればと思います!
お悩みの方ぜひ試してください!

 

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