演奏に困ったとき

音がハズれるのは口でもなく息でもなく「指」のせい!? 

2016/06/02

先日初めてお伺いした学校の先生からご質問をいただきました。

「ピストンを押すスピードって演奏に関係ありますか?」

 

ズバリ関係はあります。

 

僕は人と比べてピストンを押すスピードが遅い(そのためか何なのかピアノを弾くのがめちゃくちゃ下手くそです)ので、何かと演奏で苦労してきました。

 

今回はフィンガリングが演奏に与える影響についてまとめてみます。

 

 

ピストンを押すスピードは音そのものに影響する!

フィンガリングは音に直接影響があります。

 

ピストンを押すスピードが遅すぎると、

音と音の間の微妙な音程まで演奏に含まれてしまいます。

(音としてはムニャムニャした音になります。)

 

このムニャムニャしてる時と言うのは具体的に言うと、

 

ピストンにある穴と管が開通しきっていないので、

管に息が中途半端に入っている、もしくは入れたくても入らない状態です。
息の通り道が開通しきっていないので

息の通りが阻害され

音の切り替わりがハッキリしないだけでなく、

唇の方にも負担はかかるようになってしまいます。

特に悪影響が出るのはタンギングの時です。

息の通りが悪いためハッキリとしたタンギングができない上に、十中八九音が外れます。(経験談)

 

「テンポは遅いけど指まで遅くなるな」とよく言われたものです。
曲の雰囲気につられて指まで遅くなっては演奏効果に影響があるので気を付けたいですね。

 

 

注意すべきはピストンを上げるとき

個人的に気を付けてきたのはピストンを押す時よりピストンを上げる時です。

 

ピストンを下げる事ばかりに目が行きがちですが、

 

上げるときに指の重さがかかったままだと、結果的に遅くなってしまいます。

ピストンを上げる(離す)瞬間も音の切り替わりである

このことは忘れないでおきたいです。

 

 

早く押せばいいってものじゃない

じゃあ早く押せばいいのね?と思われる方もおられるかと思いますが、実はそうでもないのです。

 

先日アレクサンダー・テクニークの学校で

「ピストンの押し方がロータリーみたいになってるね。ピストンの変わり目を意識して。」

とアドバイスをいただきました。

 

確かに早く押すことだけ考えてしまうと頭がonかoffになってしまい音をピンポイントでねらいにいってしまう傾向があるようです。

 

この時の僕は意図的にピストンの動きを意識することで演奏に良い結果が生まれました。

 
以前大先生に

 

その吹き方に合った指ってもんがあるんですよ。それを自分で見つけていかなきゃ・・・。」

 

と言われたことがあります。

 

ファンファーレを吹く時、メロディを吹く時、オケ中の時、バンダの時、吹奏楽の時、ソロの時・・・。

 

どんな音を出すかによて指も変わってくるということですね。

 

僕は最近フィンガリングに難があるなと思ったときは

 

音の切り替わりに息を乗せる、そのための指だ

 

と思うようにしています。

 

遅く速くの考え方ではなく、

 

自分が出したい音のための指

 

という意識が大切です。

以上、フィンガリングについてでした。

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