演奏に困ったとき

必要なパートをしっかりお客さんに聞かせるコツ

前回かいた「『トランペット全然聞こえないんだけど』と言われたら」の続編です。
トランペットパート、もしくはトランペットに限らず自分以外のパート、セクションが聞こえないと言われたら他の楽器の人は何を考えて、どう動いたら良いのでしょう。
トランペット編と読み合わせていただくとバンドのサウンドが大きく変わると思います。

 

「○○全然聞こえない」っていわれてたらどうする?

さぁ、実際に「トランペット(に限らず他の楽器でも)全然聞こえないんだけど」と言われている場面に直面したらどう感じますか?

 

単純に周りの音が大きくてが聞こえない可能性もありますね。

 

でもだからと言って単純に音量を落とせばいいというわけではありません。
表現において譲れない強弱もあります。

 

でも「雰囲気、吹奏感はそのままで特定のパートを際立たせる」なんてできるのでしょうか。

 

できます。

 

どうすればできるのでしょうか。

 

聞くことです。

 

吹いている時に主となるパートを聞きながら吹くのです
聞こえるくらい音量を落とす、というだけではないのです。(それが必要な場合もあります)

今吹いている感じで、それプラス「そのパートを聞くこと」をするのです。

 

その楽器が発信していることに耳を傾け、

それがより効果的に聞こえるにはどうしたらいいか考えて吹く。

 

 

「お客さんの耳をそのパートに誘導する」という考え方もいいかもしれんません。

 

そうすることで曲の雰囲気を損なうことなく、響きを整理することができるようになります。

 

聞かせたいパートの通り道を作るという意識があるといいですね。

 

まとめ

大切なのは指揮者がなぜ「聞こえない」といったのか、どのように聞こえさせたらいいのかを考える事。

 

「メロディーの雰囲気と合っているだろうか」

 

「ここは対立する場所だからこちらも主張を強くしてみようか」

 

「今の吹き方だとメロディーを押し潰しちゃいないだろうか」

 

指揮者に捕まっていない楽器も考えることはいくらでもあります。

こちらもトランペット編同様、音楽の事を考えることに繋がりますね。

 

 

前篇と今回をみてわかった大切なこと

トランペット編、トランペット以外編と見てきて分かったことは、音楽は共同作業であるということです。
パート間のコンタクトの仕方一つで殺しあうことも、助け合うことだってできます。
実際僕が吹いている時に、ハーモニーを担当している低音楽器の音に乗れたおかげで、無理に吹かず心地よく吹くことができた経験が何回もあります。(押しつぶされた経験もあります笑)

 

このようにバンド全体がお互いを意識して音でコンタクトを取り合うことで、より密接な音の関係を結ぶことができます。

 

これをバンドとしてまとまりのあるサウンドと言うのです。

 

また、何を聞かせるのか、どう聞かせるのかということがバンド全体で理解が図れると、演奏に説得力が生まれます

(逆を言えば「50人が好き勝手吹いたときの演奏」を思い浮かべていただければ、このことの大切さがわかるはずです。)

 
コンクールに向けた練習でぜひ取り入れていただきたい内容でした!

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