練習法が知りたいとき

「高音を出したかったら中低音をやりなさい」と言われる本当の意味

高音を集中して練習したいけどなかなかうまくいかなくて気づいたらバテテて何もできなくなってる・・・。

 

今回はバテ始めて高音を保てなくなる時に何が起こっているのか、

そして「高音を出したかったら中低音をやりなさい」と言われる真の意味について触れていきたいと思います。

 

 

アンブシュアを保つ筋肉

バテて音を保てなくなる時に考えられるのは
①プレスのし過ぎで唇に血液が回らなくなり、感覚が鈍る

②疲労により息の圧力にアンブシュアが耐え切れなくなる(スタミナ切れ)

③息のスピードが保てなくなる(息切れ)

 

です。
今回は②のアンブシュアについてみていきます。

 

音を出すときは、その音に必要な息の圧力、そしてそれに対応したアンブシュアが必要になってきます。

そのためそのアンブシュアを維持する(固めるのではなく柔軟に動けるようにする)筋肉が必要です。

 

トランペットは高音域を担当するためその筋肉の疲労が他の楽器より激しい楽器です。

 

疲労が溜まった筋肉は吹くにつれ、出ていく息の圧力に耐えられなくなって、結果として「バテる」ことになるのです。

 

ではそのアンブシュアを維持する筋肉と言うのはどうやって鍛えたらいいのでしょうか。

 

そこで登場するのが低音を用いた練習法です。

 

「高音を出したかったら中低音をやりなさい」と言われる真意

高音の練習なのに低音?真逆の事やって意味あんの?と思われるかもしれません。(ぼくも説明されるまでわかりませんでした。)

 

アンブシュアの維持は何も高音だけに重要なのではありません。

 

アンブシュア低の維持は、音を緩やかな息でもしっかりと保つためにも必要

です。
低音(下のBより下)は割と簡単に音は出ますが、

美しい音質、中音域からの接続を考えると、非常に繊細な技術を必要とします。
アンブシュアを緩ませすぎると開いた音、音程音色ともに落ちた音になります。
また緩ませすぎたアンブシュアだとその後の跳躍で口を締めすぎる原因にもなります。
悪い意味での高音用アンブシュア、低音用アンブシュアができてしまい、スムーズな演奏が困難になってしまうのです。

 

この

 

「緩い息でもアンブシュアを保つ技術」

というのが高音に耐えうる筋肉のトレーニングになるのです。

 

 

練習方法としては

 

スタンプのペダルトーンの練習

クラークの1.2.3スタディ

 

を優しい音でレガート(レガートの真の意味はこちら!)でスラー・タンギングでやることをお勧めします。

 

音色、音質を確認しながらゆっくりやることが大切です。(案外きついです笑)

 

効果がはっきりと表れるわけではありませんが、ふとした瞬間に高音が楽になったと思える時が必ず来ます。

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