演奏に困ったとき

音程が合わないときの条件とその解決法

「音程が合わない」と言われたとき、あなたは何をしますか?

目の前の譜面台にチューナーを置いて、チューナーを見ながら吹きますか?

それでチューナーに合わせて吹いたのに、全員で吹いてみるとまだ合っていない、なんて経験はありませんか?

 

チューナーはある程度の目安にはなりますが、絶対の基準ではないのです。

それではどうするか。
私がとある中学校で試したアイデアをご紹介します。

 

 

音程が合わないときの条件

音程が合わない時の条件はどのようなものがあるでしょうか。
思い当たるものをいくつか挙げてみます。もちろんこれだけではありません、他にもあります。

①自分の楽器のチューニングが合っていない。

②息圧が下がってしまっている

③音量のバランスが良くない

④音色が合っていない

 

などなど・・・。

今回は②息圧が下がってしまっているについて見ていきましょう。

 

 

「息圧が下がっている」ときどうしたらいいの?

「息圧が下がっている」?じゃあ息圧上げればいいんじゃね?

というわけではないのです。

私がいう「息圧が下がっている」というのは

 

「あ、音程悪いの私かも・・・。すみません・・・。」
「あー音程合ってないの絶対俺のせいだ・・・。。ごめんなさい・・・。」

 

と思ってしまった結果です。
状況としては、

話はじめが被ってしまい「あ、お先にどうぞ。」「いえそちらから・・・。」を繰り返しているのと似ています。

 

遠慮のし過ぎは問題解決の障害となります。

 

合奏中に抜き出して音程確認をしているときに意識が音程そのもに向くのではなく、「音程が合ってない自分」に向いてしまうと、

「自分のせいで練習時間が・・・。」と申し訳なくなり、
気持ちがマイナスの方向に働き、積極的な音が出せなくなり、
結果、息圧が下がります。

 

合奏で出している時の音で音程をみないと、結局曲中で吹いた時と違う音程で吹くことになってしまうので意味はありません

 

では、どうしたらいいんでしょう?

解決策はこちらです。

 

 

発音のイメージは「遠く」

音程が手元ではなく、
もっと遠くで合わさるイメージを持つこと

 

音程を合わせるときに一番避けたいこと

音程以外がおろそかになってしまうこと
です。

死んだ音で音程を合わせても意味はありません。

 

まずは音がしっかり伸びていくことが大切です。

 

そのために自分の意識を、譜面台やチューナーに向けるのではなくもっと遠くに向けましょう。トランペットだったら指揮者のいるあたり、お客さんのいるところをイメージしましょう。

 

そして自分の音と相手の音とが延長線上で交わったところで音程を合わせていくのです。
ちょうど2台のスポットライトで1つの場所を照らしていくような感覚ですね。

 

 

このアイデアを指導先の中学校で試したら、音程が合うだけではなく、音まで良くなりました。

 

「今までの音程合わせはめっちゃ神経質になっていました。なんか視界が開けた気がします!」

 

っていってもらえました。

僕もうれしかったです。

 

 

まとめ

一番言いたいことは

「音色や音量を犠牲にしてまで音程を合わすことはあってあならない」

ということです。

まずは自分の良い音を出してから!

音程に関する記事はほかにもあるのでそちらも参考にしてみてくださいね。

-演奏に困ったとき