演奏に困ったとき 練習法が知りたいとき

ラクに吹くってどういうこと?木下のレッスンはこんな感じ

2016/05/28

たくさん息も吐いているし、精一杯吹いているのに、なぜか音が響かない・・・と悩んでいる方。
新入部員も増えて、コンクールに向けて新しいスタートを切った吹奏楽部の方。
よりスムーズに楽器が吹けるようになる方法をご提案します!

 

 

スムーズに吹くってどういうこと?

具体的に「スムーズに吹く」ってどういうことなのでしょう。
少し事態を客観的に見ていきましょう。

 

まず、「音が響かない」という現象は言い換えれば「『楽器が無理なく鳴っている状態』ではない」とも言い換えることができます。

 

「楽器が無理なく鳴っている状態」というのは「リード(唇)が効率よく振動している状態」です。

 

「リード(唇)が効率よく振動している状態」というのはどういう状態か想像できますか?

私は

 

「息が振動する入口から負荷なく流れて、楽器を満たしている状態」

 

だと思っています。

息を流す重要性

私はレッスンをするとき、タンギングを正確にすることより、ハイトーンを出させることより、音程を良くすることより、

楽器を吹く時は常に息が流れ続けていることを体感すること

を重要視しています。

 

なぜそれが重要なのか。

 

 

 

ちょっと想像してみてください。

風船を膨らまし始めるとき、息が入っていかなくて顔が真っ赤になって苦しくなった経験はありませんか?

 

程度は違っても、あれと同じ状況が楽器を吹くうえでも起こっている場合があります。

息が出ていかないと体に負荷がかかってツラいのです。

 

私は楽器を吹く時も、負荷のかからない自然体が良いと思っているので、息の流れの重要性を一番に説いているのです。

 

それに楽器にスムーズに息が流れると、
・息に柔軟性が生まれる

・強弱の幅が出る

・振動数が増えて豊かなになる

・吹きい終わった後のブレスもラクに吸える

などいいことずくめです!笑

 

どうしたらできるの?

それでは具体的な練習方法をご提案します。
先月楽器を持った新入部員も、昔やってて久しぶりに吹いてみる方も、吹くことがマンネリ化してしまった音大生も(笑)できるエクササイズです。

 

①マウスピースに息だけ入れる

この時意識したいのは、「吸った空気がそのままマウスピースを通って、遠くへ進んでいく」ことです。これにつきます。

 

②実際に音を出してみる
この時に意識したいのは「①で感じた息の流れ方はそのまま!」。音はその時出た音でいいです。(なんでもいいです笑)

 

③音をスラーで変えてみる。

この時意識したいのは「音は口で変えるのではなく息の速さで変える」ということ。音が上に行こうが、下に行こうが、息が進んでいることは忘れてはいけません。

 

④実際に楽器をつけて吹いてみる

この時意識したいのは「(楽器をつけても)マウスピースをさっきの吹き方で吹こう」と思うこと。

 

⑤今まで出していた音との変化に喜ぶ

 

実際のレッスンで①~④を試したら8人中8人が⑤まで行き着きました(笑)
この息の流れがあって初めて
豊かなff、安定したpp、均一なタンギング、力みのないハイトーン、が実現できるんだと思います。
なんか不調を感じたら、一回立ち止まって、このことを思いだしてみてください。

きっと皆さんの助けになります。

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